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経営計画作成合宿にて①

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年に1回、会社では経営計画を作成する合宿へ行く。

2泊3日、他の複数社と合同で行う合宿である。

今年はなんだか行くのがすごく憂鬱だった。

出産の先のことが全然見えないからだった。

 

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私の仕事は継続型の企業コンサルティング業務である。

1人で相手先企業に入り、1年間~支援をする。

入社3年目、自分の担当先が4社ほどになったところで、妊娠が発覚した。

それを期に、会社は「個人担当制」から「チーム担当制」に舵を切ることに決まった。

 

チーム担当制の意味は2つ。

・出産その他事情で継続支援に穴が開く期間がある場合、別の人が代わりに担当する

・営業とコンサルタントを分離する

 

このことが発表された際に、私はものすごくもやもやした気持ちを感じた。

しかし、その正体が言語化できないために、その提案を黙って飲みこむしかなかった。

 

コンサルティングは生き物である。

また、コンサルティングは「コンサルタントその人」が商品である。

「何をするか」よりも、支援の中で「人の感情がどのように動いたか」。

目的に到達するまでの過程がものすごく大切だと私は考えており、

コンサルタントが変わるという事は、その流れを一旦分断し、1から構築し直す事に等しいと感じた。

また支援は、営業を始めた瞬間から継続している。

「この人にお願いしたい」から、クロージングとなるのである。

そのため、営業担当とコンサルタントが違うという事は、お客様の気持ちを最初から裏切っているのと同じような気がした。

 

それが私の中の前提だっため、「チーム担当制」に大変な違和感を感じたのである。

 

ただし、この提案が生まれたのは「私が妊娠したこと」がきっかけであった。

出産後も変わらず仕事を続けていけるように、と配慮してのことだった。

 

「私の為にしてもらったこと」。

でもそれは私自身が納得していないこと。

 

こんな中で、来季の計画を立てなければならないのかと考えるとしんどかった。

もっと言うと、計画なんて立てたくなかった。

 

そんな想いで合宿入りをすることになる。